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コラム|道開きの香縁

神棚のお供え物について!!⓸

2026年7月8日 神事

・三種のお供えの器と配置

まず、お供え物を乗せる「長三宝」という台と「白皿2枚」「水玉1つ」を用意します。水玉に朝の一番水を入れ、白皿にお米(洗い米)・お塩を盛ります。その後、長三宝に左からお塩・お水・お米という順番に乗せてお供えします。

※「長三宝」「白皿」「水玉」は神具店で購入できます。

      通常(毎日)の配置

※お供え物は夜お下げして、朝新しい物に替えてお供えしましょう。

   また、1日・15日はお酒が加わります。

       1日・15日の配置

お酒は、1日・15日のみお供えします。朝お供えして、夜にお下げします。ちなみに、榊も1日・15日に替えるようにしましょう。また、お水とお酒の蓋は開けてお供えして下さい。

・なぜ、1日・15日にお酒をお供えし、榊を替えるの?

昔は、月の進行が基準だった為、1日は新月、15日は満月と決まっていました。そのため、1日の新月は物事が新しく始まり、15日の満月は物事が満了すると捉えていました。なので、1ヶ月を区切りとして1日と15日には神社に参拝し、無事に過ごせた事に対する感謝、新しい月への祈願(無病息災・家内安全)をすることを大切にしていました。「月の区切りに感謝する」という意味で、お酒をお供えし、榊を替えます。

※榊を替えるのも基本は1日・15日ですが、葉が枯れたりする場合は、その状態次第で替えても大丈夫です。

・お酒と榊の意味

お酒(御神酒/おみき)

お米から作られたお酒(日本酒)は、神様との繋がりを深める大切なお供え物です。神様の大好物でもあります。お祭りやイベントの時だけ登場するスペシャルドリンク。

榊(さかき)

榊という漢字は「木」と「神」を合わせています。榊は、神様と深い関わりのある樹木。 榊は神様の依り代としての役割もあります。

・三種以外のお供え物は?

基本の三種に加えて、季節の果物・野菜・乾物・海の幸などをお供えすることもあります。これらは、その土地の豊かな自然の恵みと、旬の食材への感謝を表します。お供え物では、加工されていないもの、つまり自然のままの姿に近いものをお供えすることが基本です。これが日本の食文化の根底にあります。

最後に

私達は日々の生活の中で、つい「食べること」を当たり前だと思い、「いただきます」の感謝を忘れがちになります。しかし、お供え物の意味などに触れることで、改めて【命を頂くこと】の大切さや【自然の恵み】への感謝の気持ちを思い出すことが出来ます。神棚にお供えする「三種のお供え」は、お米・お塩・お水。これらは、神様に対する敬意と感謝の象徴であり、神棚を整える基本です。毎朝新しいものに取り替え、清潔な器に丁寧に供えることで、神様にとって心地よい空間を保つことが出来ます。大切なのは、神様を敬う気持ちです。この三種のお供えを通じて、暮らしの中に感謝と祈りの時間を取り入れてみてはいかがでしょうか。